蛹室型どり完了

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こんにちは。クルビライフです。

 

先日蛹室を型どりした紙粘土が乾燥し終わりましたので、早速分析してみました!

 

こちらがアンテの蛹室です。

 

 

そしてこれがヘラクレスのメス。

 

 

蛹室自体の強度の都合でいびつな部分はありますが、明確に形状の違いが見て取れるのが大変興味深いです。

アンテは対称な卵型ですが、ヘラクレスは底が膨らむ形の少しいびつな卵型をしています。

 

羽化時に排出する体液の量が多いので、体の下にあたる部分を膨らませることで翅の近くに水が行かないようにする工夫なのでしょうか。

 

この後、蛹室の傾斜を確認するために中央に線を引いてみました。

 

 

アンテの蛹室は傾斜が15°でした。

予想を10°としてプレスを作成していましたので、実際はもう少しきつい傾斜にしないといけませんね。

 

そして問題のヘラクレスのメスです。

 

 

引いた線の角度は10°とかなりゆるい傾斜でしたが、あくまで蛹室の先端同士を結んだ線です。

蛹室の底は一番低いところまでで30°ちかい傾斜となっていますので、かなり細かく傾斜設計をしないといけません。

 

我々が考えている以上に、虫たちは複雑な計算のもと蛹室を作っているようです。

メスでこれだけ複雑なのですから、オスの蛹室はもっとややこしいのでは…

 

もう少しすればオスも蛹化しますので、また型どりをしてみたいと思います。

 

以上のことから判断すると、自作蛹室や市販の人工蛹室も、たまたまうまく羽化してくれているだけで100点の蛹室ではないと思われます。

 

やはり答えは目の前にしかないのですね。

RTN!

 

 

クルビライフ

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